50代女性で住み込みの仕事を探しているけれど、年齢的に応募できるか不安。そんな方に向けて、50代女性が活躍できる住み込みの仕事を具体的に紹介します。
筆者は工場勤務15年の経験があり、住み込み寮で3年間過ごしました。同じ寮や職場には50代の女性スタッフも多く在籍しており、現場の実感をもとに、50代女性の住み込み事情をお伝えします。
50代女性でも住み込みの仕事に応募できる理由
「50代で住み込みは厳しいのでは」と感じる方もいるかもしれません。しかし実態は異なります。
厚生労働省の「一般職業紹介状況」によると、製造業やサービス業では慢性的な人手不足が続いています。50代以上の採用に積極的な企業は年々増えており、特に以下の業種で50代女性の需要が高まっています。
「年齢不問」「シニア歓迎」と記載された求人は、文字通り50代以上を想定しているケースが大半です。
50代女性におすすめの住み込み職種
食品工場の検品・包装(月収18万〜24万円)
お弁当、お菓子、冷凍食品などの工場で、製品の検品や包装を行う仕事です。50代女性の採用実績が最も多い職種の一つです。
立ち仕事が中心ですが、重い荷物を持つ場面は少なく、体力面での負担は工場勤務の中では軽めです。冷暖房完備の工場が増えており、作業環境も改善されています。
私が勤めていた工場でも、食品ラインには50代の女性が10名以上働いていました。ベテランの方ほど異物混入の発見が早く、品質管理の面で頼りにされていた印象です。
旅館・ホテルの客室清掃(月収16万〜22万円)
客室の清掃、ベッドメイキング、アメニティ補充などを担当します。接客が少ないポジションもあるため、人と話すのが苦手な方でも働きやすい環境です。
介護施設の住み込みスタッフ(月収20万〜28万円)
介護業界は50代からの転職者を積極的に採用しています。未経験でも「初任者研修」を取得すれば応募できる求人が多く、研修費用を会社が負担する施設もあります。
人生経験を活かして利用者と良好な関係を築ける点が、50代スタッフの強みです。
農業の住み込みスタッフ(月収14万〜20万円)
野菜の収穫、果物の選別、出荷作業などを担当します。繁忙期のみ2〜4ヶ月の短期求人が多い点が特徴です。自然の中で体を動かしたい方に向いています。
50代女性が住み込みの仕事を選ぶときの注意点
体力面の確認
住み込みの仕事は立ち仕事が多いため、1日の勤務時間と休憩時間を事前に確認しましょう。無理のない範囲で働ける職場を選ぶことが長続きの秘訣です。
具体的には以下の点を質問しておくと安心です。
寮の環境
50代になると、プライベートの空間はより重要になります。個室寮かどうか、トイレ・風呂は共用か個別か、Wi-Fi環境はあるかなど、生活に直結する条件を必ず確認してください。
健康保険・社会保険の加入
雇用形態によっては社会保険に加入できない場合があります。週20時間以上の勤務であれば加入対象となるケースが多いため、面接時に確認しましょう。
退去時の住居確保
住み込みの仕事を辞める際は、寮の退去期限までに次の住居を確保する必要があります。退去までの猶予期間は2週間〜1ヶ月が一般的です。
50代女性の住み込み体験談
私が住み込みで働いていた工場に、52歳で入社したAさんという女性がいました。離婚を機に地元を離れ、愛知県の食品工場で住み込みを始めたそうです。
最初は「50代で新しい環境に馴染めるか不安だった」と話していましたが、同年代のスタッフが多く、3ヶ月後には職場のリーダーを任されるまでになりました。寮費月1万円で個室に住み、1年間で約150万円を貯金できたと喜んでいたのが印象的です。
「年齢を理由に諦める必要はまったくなかった」というAさんの言葉は、50代で住み込みを検討している方の背中を押してくれるはずです。
製造業の住み込み求人の詳細は「住み込みの仕事おすすめ7選|経験者が選び方と注意点を解説」でも紹介しています。
まとめ
50代女性でも住み込みの仕事は十分に見つかります。食品工場の検品・包装、旅館の清掃、介護施設のスタッフなど、年齢を問わず採用している職種は数多くあります。体力面に不安がある方は、重量物の取り扱いが少ない食品工場や清掃業務を中心に探すのがおすすめです。
住み込みの仕事を選ぶ際は、寮が個室かどうかと社会保険の加入条件を事前に確認してください。
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